http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/05/25/kiji/K20140525008234410.html
ファン心理が過熱する「選抜総選挙」進行中の開催となった今回の握手会に際し、主催者側は「トラブルがあると今後のイベント継続が難しくなる」と「自覚ある行動」を呼び掛けたが、手荷物検査の強化などには踏み込まなかった。
「いつか不測の事態が起こるのでは、と心配していた」とある関係者。主催者側は今後の警備強化策を検討中という。
かつて大ヒットした、今は亡きホイットニー・ヒューストン出演の映画「ボディーガード」では、人気歌手に執拗に粘着、攻撃する人物と、守るボディガードとの熾烈な戦いが描かれていましたが、人気芸能人、アイドルに対し歪んだ心情を抱き常軌を逸した、逸脱した行動に及ぶ人物というのはいるもので、過去にそうした人物による事件も起きているところです。
守る上での鉄則としては(上記の映画でも描かれていたように)、まずは、ターゲットになり得る対象と人々と接近させない、距離を置く、ということになると思いますが、人気商売である以上、それを貫徹させることは困難ですし、AKB48のように、握手会というイベントとCD販売を一体化させていれば、危険だから握手会をやめます、と直ちにやめるわけにも行かず、悩ましいところでしょう。
空港並みの金属探知機をくぐらないと握手できない、では、訪れる多数のファンをさばくことが難しくなる可能性が高いと思われますし、今後の安全対策強化には、現実的には難しいものがありそうです。
とは言え、まずは安全第一を念頭に置いて、警備強化を図ってもらいたいものです。
AKB48ファンの人々も、こういったことが起きるようでは、握手会がなくなってしまう可能性もありますから、不審者や気になる事柄についての情報は、できるだけ主催者に提供したほうが良さそうです。