元セレブ妻、契約社員生活へ没落 高級ブランドバッグ買いあさる日々に幕

http://www.sankeibiz.jp/econome/news/120721/ecd1207211101000-n1.htm

様子がおかしくなったのは2006年の「ライブドアショック」からだ。投資家の資金でIPO目前と息巻いていた取引先企業がどんどん倒産し、未回収金が増えていった。夫の会社の年商はついに半分になってしまった。

ベンツを売り払い、ヴィッツを買った。天井が高いセレブマンションから46平米の部屋に引っ越すことにした。夫の会社が回らないので、自分は契約社員として別の会社に勤めはじめた。

正にジェットコースター的な人生ですが、この記事を読んでいて思い出したのは、司法研修所で学んでいた当時、ある弁護教官が、弁護士をしていると思わぬ大きなお金が入ってくることがあるが、それで有頂天になって生活を大きく、高くしてはいけない、と語っていたことでした。そのことは、なぜかずっと覚えていて、弁護士になった後は、所詮がしがない弁護士ですから有頂天になるほどお金は入ってきませんが、身の程を知って生活するように注意しています。
悪いことは長く続かないものですが、良いことも長くは続かないものなので、良い時は有頂天にならず謙虚に、悪い時も落ち込まず前向きに希望を持って、常に淡々と生きる、ということが必要ではないか、と思います。