http://www.riis.or.jp/symposium18/
今回の白浜シンポジウムでは、サイバー犯罪に対して、事前の啓発活動や犯罪情報の交換、セキュアな設計などにみられる「サイバー犯罪の抑止」とともに、犯罪が発生した際の被害を低く抑え迅速にリカバリーする「ダメージコントロール」について議論したいと思います。
私は、昨年に続いて今年もこのシンポジウムに参加し、3日間のうち22日、23日の講演を聴き、22日夜のナイトセッションにも出てきました。専門家による、質の高い講演が次々と行われて、ITの技術面での専門家ではない私には難解な部分もありましたが、現状でされている議論の内容や意識されている問題点もわかり、忙しい中でしたが、昨年に続き有意義なシンポジウムに参加でき良かったと思いました。
昨年までは、ナイトセッションにはあまり出ていなかったのですが、たまには顔を出してみようと思い、出てみたところ、いろいろな人とお酒を飲んだりしながら胸襟を開いてお話しすることができ、様々な話を聞くことができて、良い刺激にもなり参考になりました。また、会場の外などで、このようなしがない弁護士のことをどこかで見知っていただき、声をかけてくれた人がかなりいたことも、大変嬉しく思いました。ありがとうございました。
それぞれ立場は違っても、サイバー犯罪など不正利用を防止したいという目的や認識は、参加者共通のものであり、今後も、こうした機会が継続して持たれて、知識や経験の共有や協力関係の強化に役立つことを強く願う者です。準備、設営に尽力された関係者の方々にも、御礼申し上げます。