特殊な名前「小児救急で苦慮」、医師がツイッターで主張

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20130806-OYT8T01212.htm

男性医師は、患者のカルテやIDを作るための名前の確認に時間がかかり、「バイタル(脈拍や呼吸数など)の確認までに時間を取られてしまう」「名前もどんどん高度になり、(理解が)追いつかない」などと投稿した。
また、ツイッターからは、「凸」を「てとりす」、「礼」を「ぺこ」など、特殊な読み方の名前を紹介するホームページに移動できる。
ネット上では、「医師泣かせだ」「病院が対応すべきだ」など、共感から反発まで様々な反応が寄せられている。

このツイートは、ツイッター上でまわってきたのを読みましたが、医療現場でも苦労しているんだな、と率直に感じましたね。
どういう名前をつけるかは、社会通念に照らしてあまりにも珍奇、奇異でない限り、幅広い裁量、自由が認められるべきだと思いますが、そういった裁量、自由があることと、付けた名前が人に読んでもらえる、迷惑な思いをさせない、といったこととは「別問題」だと思います。あまりにも読めない名前にしてしまえば、読めない、読んでもらえないわけですから、上記のような医療現場での支障につながることもあるでしょう。そもそも、名前というのは、好き勝手に名乗れば良い、というものでもなく、識別されるためにあるものですから、識別上、読めない、読みにくいというのは、支障となって現れてしまいます。そうならないために、あまりにも読めない、読みにくい名前は避ける、という配慮は、健全な社会常識としてあってしかるべきでしょう。
名前がいかにあるべきかを考える上で、一石を投じるツイートであったと思います。