<米国家安全保障局>日本大使館など盗聴 英紙報道

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130701-00000028-mai-n_ame

電子通信機器に盗聴器を仕掛け、それをケーブルを使って特殊なアンテナにつなぐ方法で通信内容を傍受していた。主に電話が盗聴されていたとみられるが、盗聴の具体的時期や内容は不明。NSAが在ワシントンEU代表部を盗聴したのは、地球規模の問題に対するEU加盟国間の意見の違いを把握するためとみられる。日本の盗聴目的は不明だ。

NSAが、こうした電子的手段を駆使した諜報活動(シギント)を、長年、行ってきたのは周知のことで、その対象には、当然、同盟国を含め他国の大使館等が含まれてきたはずで、なぜ、これがニュースになるのかが、むしろ、よくわからないですね。
日本では、米国を対等な同盟国のように錯覚している人が少なくありませんが、米国から見れば、国力も軍事力も影響力も劣る格下(米国が横綱とすれば平幕筆頭くらいでしょうか)の敗戦国でしかなく、よからぬことを企んでいないかと、日頃から着々と諜報活動の対象にして情報を大量に蓄積していることでしょう。知られたくない機密情報は、知られないように防護する必要がありますが、日本政府の諸機関が、そういったことを緻密にやっているとは、およそ考えにくいので、丸裸状態で米国に多くを知られているというのが、おそらく実態でしょう。
強姦された挙句に、恥ずかしい写真まで撮られ、泣き寝入りせざるを得ず、いつまでも食い物にされるかわいそうな被害者、というものを連想してしまいました。