ラッシュ緩和へ シンガポール、早起きで運賃タダ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130521-00000504-fsi-bus_all

陸上交通庁によると、現在、16駅の利用状況は7時45分以前の改札通過者が1万8000人なのに対し、以降の7時46分〜9時が11万2500人となっている。政府は今回の措置で10〜20%の通勤客が利用時間を移すと試算する。無料化する運賃と割引分を合わせた約1000万Sドルは政府が負担するという。
実施発表後の評判は上々だ。

これは、なかなか良いアイディアであると感心しました。日本でも時差出勤ということが言われますが、こうしてお金の面で目に見える利益があれば、会社等でも早めの出勤を奨励するところが増えるでしょうし(通勤手当の節約になります)、効果が期待できると思います。もちろん、業務の都合でそうはできない、というところもあって、適度に乗車状況が分散されて混雑緩和に役立つ可能性が高いでしょう。日本での実施も検討されてよいのではないかと思います。
こうして、斬新なアイディアを打ち出せるシンガポールには、日本としてもいろいろと学ぶところが多いと、改めて感じます。