泣き叫ぶ乳児にブチ切れてクレーム……さかもと未明の“搭乗マナー”が物議

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121120-00000017-rbb-ent

乳児の母親に「お母さん、初めての飛行機なら仕方がないけれど、あなたのお子さんは、もう少し大きくなるまで、飛行機に乗せてはいけません。赤ちゃんだから何でも許されるというわけではないと思います!」と告げたのだという。

「搭乗マナーや機体の工夫について、議論すべき余地はまだまだあるはず」「航空法や搭乗規定、機内の装備だって数十年前につくられたそのままじゃなく、改善できるところはすべき」と問題提起した。

弁護士の落合洋司氏も「気持ちはわかるが赤ちゃんが泣くのは仕方ないのでは。昔から、泣く子と地頭には勝てぬ、いうくらいで」とコメントしている。

私が、今日の午前中にツイッターでツイートしたのが、上記の通り、記事でコメントとして取り入れられていましたね。便利なような、不用意なことは言えないような、微妙な気持ちがします。
それはともかく、「マナー」と言っても、乳児では言って聞かせることもできず、そういう乳児は飛行機に乗るな、というのも無理な話で、泣き声が極端に気になる人は、飛び降りる用意をしてパラシュートを背負って乗る、ということもできませんから、密閉型のヘッドフォンでも持参し一心不乱に音楽でも聴いて泣き声が耳に入らないようにするくらいしか、現実的な対応はないでしょう。
お互いが、他人に迷惑をかけないようにする、というのは当然のことですが、乗り物内で乳児が泣く、なかなか泣き止まない、といった、それ自体、どうしようもないことを、絶対に許せない、といったことを執拗に言い募るような、不寛容な世の中になってしまうと、いかにも住みにくく、ぎすぎすしたことになってしまいます。どこで線を引くかは難しいことですが、自己主張をするばかりではなく、助けあい譲りあう、ということも併せて考えることで、この世の中、社会は、より住みやすく温かいものになって行くでしょう。