KDDIの「iPad」「ミニ」 Wi−Fi専用、販売せず

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121107-00000144-san-bus_all

アップルはソフトバンクとも販売機種について協議中で、販売窓口の絞り込みなど、アイパッド戦略を変更する可能性もある。

モデム代わりに使える「テザリング」機能を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)が普及。こうしたスマホがあれば、Wi−Fi専用アイパッドでも屋外でネットを利用できる。

こうしたタブレットを持っている人が、タブレットだけ持っているということは考えにくく、少なくとも通話用にガラケーを持っているでしょうし、多くの人はスマートフォンを持っているでしょう。ガラケー利用者も、販売されるガラケー自体がめっきりと減ってきている中、スマートフォンへ買い替える動きが加速しているのが現状です。スマートフォンで、テザリングができる機種が徐々に増えてきていて、スマートフォンタブレットで2回線持つのは無駄だと考えて、通話しないタブレットは、wifi専用にして使う、外出先では持っているスマートフォンテザリングで使う、という流れが、今後、おそらく急速に強まるものと思われます。
アップルとしては、そうした流れを踏まえて、wifi専用のiPadは、直販や、アップルに有利な条件で販売できる小売店経由で販売することにしたい、ということでしょう。ネットでの直販が、手間がかからずアップルの利益も大きいはずなので、今後は、wifi専用iPadの販売はネット直販がメインになるのではないかと思います。