- 作者: 菊間 千乃
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/01/13
- メディア: 単行本
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菊間・元フジテレビアナウンサーの著書ですが、興味を感じて買い、司法試験合格のところまでを一気に読んでみました。司法修習の部分も、今後、読んでみる予定です。
印象に残ったのは、
1 司法試験受験への動機付けが明確(弁護士として活動したいという強固な意思)
2 基本書を読み込み、その場しのぎではない真の法律解釈能力涵養を一貫して目指しており勉強方法が適切
3 勉強時間の確保や集中が著しく、それが比較的早期の合格へとつながっている
といったことでした。かなり赤裸々に語られている上、さすがに元キー局のアナウンサーだけあって、話の運び、語り口がわかりやすく、読みやすい内容になっています。
既に社会に出て秀でた仕事をしていた人が、未習者として法律に取り組み始め、試行錯誤を繰り返し苦労しながら合格にこぎつける、その姿は、広く参考になるのではないかと思います。お勧めできる一冊として紹介しておきます。