「素人防衛相」を繰り返す民主党は政権失格

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120129-00000516-san-pol

19日の産経新聞社などのインタビューでは、ほとんどの質問に官僚が作成したペーパーを見ながら答える読み上げる「棒読み」回答に終始。それに先立って開かれた民主党の会合でも、あいさつ前に周囲に対して「ペーパーを読むだけだから」と、うっかり本音を漏らすありさまでした。

私は、国務大臣を務めたことはありませんが、それまであまり関与してこなかった分野の国務大臣を命じられたら、当面の最優先課題及び優先課題について、各トピックごとに数ページ程度のペーパー(長いものは駄目、と言って短くまとめさせる)を24時間以内に作成させ、それを読みこんだ上で、各トピックの担当者からレクチャーを受けて、問題点を頭に叩き込むでしょうね。最優先課題及び優先課題を合計しても、せいぜい十数個程度になるはずで、3日から1週間もあれば、一通り把握して対応できるようにはなると思います。
その間に、最優先及び優先以外の課題について、ペーパーを上げさせて上記の要領で把握すれば、1か月もあれば大体の物事には対処できるようになるのではないでしょうか。国務大臣ともなれば、私のようなしがない弁護士(何でも自分でやらなければ物事は進まない)とは違い、使える人、手足は多数あるわけですから、うまく使うべきでしょう。素人、素人と騒がれていますが、大臣が戦闘機を操縦したり戦車に乗ったりするわけではなく、必要なのは、大所高所に立った政治的判断ですから、素人だからかえって予断や偏見のない判断が下せる、くらいの開き直りで臨んでほしい気がします。