金づちで父親殴打事件 傷害致死に訴因変更

http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001112010002

結審後、判決の言い渡しは10月25日に予定されていたが、入院していた父親が同19日に死亡したため、期日が取り消され、地検が死因と事件との因果関係を調べていた。
山形地裁が訴因変更を認めると、裁判員裁判に切り替わり、6人の裁判員と2人の裁判官が新たに加わって審理が行われることになる。「公判手続きの更新」にあたるが、これまでの審理の詳細を書面で引き継ぐのは難しいことから、今後、地裁、地検、弁護人の3者が期日間整理手続きで裁判の進め方や争点を改めて話し合うとみられる。

この件については、先日、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20111103#1320310310

で、どういった審理が行われることになるのか予想してみましたが、実際にどういった審理が行われることになるのか、注目されますね。
既に取り調べた証拠を、記録として読んだり見たりして、裁判員が心証をとるのはかなり難しいはずですから、公判手続の更新を行う際に、裁判所の訴訟指揮権を駆使して、裁判員が自然に心証がとれるよう、工夫するしかなく、今後のリーディングケースになる可能性もあると思います。
どういった審理が行われたか、きちんと具体的に報道してもらいたいものです。