若手官僚向け推薦図書、古典ずらり

http://digital.asahi.com/articles/TKY201111110735.html?ref=comtop_middle_open

対象は新人から課長補佐級、だいたい30代後半までという。8月に人事院のホームページに載せたほか、公務員研修所で行政研修を受けた官僚らに配った。
人事院の担当者は「古典に限定せず、自由に推薦してもらった」というが、結局古典の多さが目立つ。マックス・ウェーバー4冊、福沢諭吉3冊、司馬遼太郎2冊と続く。さらにプラトンの「国家」、新渡戸稲造の「武士道」、マキャベリ内村鑑三……。古めかしく、謹厳だ。

私は、若い頃から、比較的、読書をするほうだと思いますが、こうして年をとってくると、重厚な内容の本が、時間や根気強さ等の関係で、なかなかできなくなってくる上、初々しい感受性も次第に失われてくるので、若い頃に、古典的名著とか重厚な内容の本を意識して読む、というのは、良いと思いますね。
ただ、バランスも重要なので、特定のジャンルに偏らず、幅広く読書する、ということも、意識しておいたほうが良いとも思います。ある見方、立場に立った本を読んだら、同じ分野について、別の見方、立場に立った本も読んでみるなど、いろいろと意識してやってみることで、幅や深さを出すことを目指せる読書になるでしょう。
読書せず過ごす5年、10年と、読書して過ごす5年、10年では、大きく差がついてくるので、やはり読書は心がけたほうが良いと思います。