訪米の李大統領晩餐会 日本料理接待「深刻なミス」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111025-00000101-san-int

スープの次に出された前菜風の料理が、赤い魚卵をのせたすしで「MASAGO(マサゴ)」と名付けられていた。これに添えられたサラダも「ダイコン」と表記されていた。
メーン料理のステーキも「ワギュウ(和牛)」で、添えられた野菜も「カボチャ」となっていたという。
同誌は、すしは“カリフォルニア巻き”に近く、高級牛肉の「ワギュウ」や「ダイコン」は米国でも日本語そのままに使われていると紹介する一方で、韓国側はいい気持ちがしなかったはずだという。
そして「これはホワイトハウスの深刻なミスで失礼にあたる。とくに韓国料理の世界化に努力中の韓国大統領の金潤玉夫人は不満だったはず」と伝えている。

米国側としては、アジア人なので和食が食べやすいだろう、といった程度の好意で出したのではないかと推測されますが、日本に対し、微妙、複雑な感情を抱く韓国側としては、その神経を逆なでするように料理が出されたと感じた可能性は、確かにあるでしょう。
人を招いて歓待する際に、どういったものなら気に入ってくれるだろうか、どういったものは好まれないだろうかと、いろいろと考えるものですが、国と国との関係、ということになると、招かれるほうと別の国との関係にまで思いを致して、細心の注意を払わなければならないものなのだな、と、この記事を読み、人への接し方について、1つ学んだように思いました。