【検事逮捕】渦巻く不安と苦悩 最高検捜査に大阪地検幹部「蚊帳の外」

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101007/crm1010072304036-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101007/crm1010072304036-n2.htm

現場への影響も深刻だ。ある検事は「証拠に手を加えるのだろうと被疑者(容疑者)から言われたときにどう反応すれば…」と実務への悪影響を懸念。事件後に休日出勤した検事が「庁内は浮足立っていて、仕事にならない」と早々に退庁したこともあった。

最高検としては、大阪地検大阪高検の関係者は、潜在的な共犯容疑者やその協力者になり得る者の集まり、と見て、徹底的な警戒心を持って臨んでいるのでしょう。盗聴の疑いも念頭に置いて、その対策も行っている可能性すらあるのではないかと思います。
国民による検察庁に対する不信感、嫌悪感が、今ほど高まったことはかつてなかったのではないかと思われ、今後、被疑者中、否認で公判請求される者が出て公判で熾烈な争いが展開された場合、一種の「泥仕合」状態を目にした国民の不信感、嫌悪感がますます高まり、検察庁の活動に深刻な影響が出る可能性は相当高いと思います。
真面目で優秀な法科大学院生、司法修習生であればあるほど、こういった、ヤクザやごろつき同然の集団に身を投じようとは考えないはずで、検察事務官も含め、今後のリクルート活動にも多大な支障が生じかねないでしょう。
ここまで書いて、何か良いことが1つでもないかと考えてみたのですが、何も思いつきません。