http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100823-00000013-yom-soci
財務省の資料などによると、補填は同連合会が共済年金を主な原資にホテルを建て始めた1958年度から続き、総額で442億円に上る。2009年度は赤字の24施設に15億円を補填した。同省は具体的なホテル名を明らかにしていない。
補填は、主に人間ドック受診費など、組合員の健康増進関連の経費からの繰り入れ名目で行われてきた。この経費は国の拠出金と組合員の積立金とで折半している。
補填について、財務省給与共済課は「赤字のホテルへの公費投入は当初から経営の前提条件。組合員はホテルに割引料金で宿泊できるので、公務員の福祉には必要。問題ない」と話す。
私は、元公務員で法務省共済組合員であったので、KKRの種泊施設を利用したこともありますが、良質なところもあるものの、そういうところは宿泊料も民間の同種施設に比べて特に安いわけではなく、その一方で老朽化している施設も少なくなくて、わざわざ維持している意味があるのか、疑問を感じていたものでした。
昔は、こうした施設を維持することが、公務員の出張とか家族旅行などの際に便利で福祉のためになったのかもしれませんが、時代が変わり存在意義がなくなってきているように思います。
組合員から拠出された金だけで維持するのであれば、勝手に損をしているだけですが、税金を費やして面倒を見るのであれば、無駄なことはやめろということに、当然、なるべき筋合いの話でしょうね。