「ルビコン川を渡ってほしい」 サントリー佐治社長最後の手紙

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100219-00000000-jct-bus_all

佐治社長は加藤社長への最後の手紙で、非上場を貫いたサントリーの歴史を振り返り、短期的な利益にこだわらない安定株主がいたからこそ、長期的な視野で事業ができ、「やってみなはれ」に代表される自由な社風や強いブランド力を生み出したと力説した。

既にいろいろなところでこの問題は論じられていますが、上記の記事を読むと、統合が失敗した原因がどこにあったかがうかがわれて興味深いですね。
株式を上場することによるデメリットを嫌い、敢えて非上場を貫いてきたサントリーが上場会社と統合する以上は、デメリットと捉えてきたことに対する発想を大胆に切り替える必要があったのではないかと思いますが、それが結局無理だったということではないかと思います。それが、上記の引用した部分によく現れているような気がします。
今後は、それぞれの持ち味を十分生かして、良い製品を供給するよう頑張ってほしいものです。