世田谷一家殺害 丸9年 犯人は南欧系混血か DNA型鑑定 犯人像と矛盾せず

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091230-00000022-san-soci

南欧系とみられる女性が母親だったかなど、犯人との続柄はDNA型からは判別できないが、日本や韓国、中国では明治時代以前には欧州との婚姻はほとんどなかったことから、犯人の母親か祖母が南欧出身だった可能性がある。

犯行が日本国内であることから父親が日本人である可能性が高いが、中央アジアの民族は歴史的に欧州系との婚姻があることなどから、かなりさかのぼった祖先が混血だった可能性も排除できない。そのため、ある捜査幹部は「混血があったとする鑑定結果に固執してはいけない。基本的な捜査をして、結果として型が合えばいい」としている。

犯人の母親か祖母が南欧出身の可能性、という程度では、雲をつかむような話で、とても犯人が特定できそうにはないですね。事件発生後何周年、というこの時期になると、この種の話題が報道で流れますが、警察が、私たちはさぼっていません、一生懸命やっています、というアリバイ作りのため意図的に流しているという疑いもあります。そういうアリバイ作りは得意な人間がそろっている組織ではあるので、徐々に時効成立へ向けた地ならしをしている可能性もあります。そもそも、今になっても「基本的な捜査をして」などと捜査幹部が言っているくらいですから、解決への道はかなり遠そうです。今頃になって、犯人は南欧系混血か、という程度の捜査しかされていないことを、亡くなった被害者が聞いたらどのように思うのでしょうか。