妻“殺害”で逮捕の長野県議 議員会館に宿泊と説明も…車が自宅に

妻“殺害”で逮捕の長野県議 議員会館に宿泊と説明も…車が自宅に(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース

容疑者は当初、事件前日の夜は長野市にある議員会館に宿泊し、妻の死亡の連絡を受けて帰宅したと説明していました。

警察の調べで事件当時、長野市にいたと説明していた容疑者の車が、防犯カメラの映像などから自宅に戻っていたことがわかり、逮捕に至ったとしています。

警察は、全国に張り巡らせたNシステムで、車両の動きをかなり細部まで把握できますし、それ以外にも、高速道路を利用すれば出入口のカメラ、さらには防犯カメラで、車両や人の動きはかなり詳しく追えるのが現状です。警察は、事件後、かなり早期に、そういったデータから、被疑者が弁解に反して自宅に戻っていたと察知していた可能性が高いでしょう。

犯人でなければ、そういう虚偽のアリバイを主張する必要はないはずですから、逮捕に至るまで、警察がかなり慎重に証拠固めを行なっていた可能性も高いと思われます。その間に、長野地検ともかなり突っ込んだ協議を経ているはずです。

今後の捜査の行方が注目されますが、被疑者が犯行を否認していても起訴できるとの見通しの下での逮捕と見るべきだろうと思います。