高齢者向けマンションで「裏切られた」 落胆の日々送る購入者も

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091123/crm0911230030000-n1.htm

同じマンションの別の男性(74)も「入居前の説明と違うことが多すぎる。人生の終着点として今まで何十年も住んだ家と涙を流して別れて移り住んだのに…。分譲だから自己責任なのか」と訴える。

老人ホームよりイメージが良い、自由度が高く資産として残せる、といった判断で購入する高齢者が少なくないようですが、実際に入居してみると聞いていた話と違っていた、といったトラブルがかなり起きているようですね。
運営業者が破綻、倒産するといったリスクもあり、この種の物件を購入するにあたっては、相当リスクが高い投資をする、といった覚悟で臨む必要があるように感じます。しかし、そういった意識を持って購入する人は数少ないでしょう。
私は、まだ老後について具体的には考えていませんが、しがない弁護士のしがない老後ということも、今後、生き続けて行く期間が長くなれば、考えざるを得ないでしょう。50才、60才程度でさくっと死んでしまえばそういった面倒なことを考えずに済み、世の中に迷惑をかけずに済むのでは、という気もします。