大阪市教委、全小中高への携帯持ち込み禁止を通知

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081207-00000501-san-soci

同市教委が市立中学校・高校の全生徒を対象に9月、実施した携帯電話などに関するアンケート調査で、回答者の約1割に当たる約6400人がインターネットのブログや掲示板などで悪口を書かれたと回答。出会い系サイトに絡むトラブルも報告されており、市教委は携帯電話をめぐる問題への取り組みを徹底する必要があると判断した。

便利なものは、良い使い方も悪い使い方もされるもので、携帯電話もその例外ではないでしょう。悪用の話題ばかり取り上げられがちですが、携帯電話があることで親子のコミュニケーションが保たれていたり、子供が学校に行っている間でもメールや留守電で親がメッセージを入れておくことができるなど、様々な「良い」「役立つ」使い方もされているはずで、それを、一律禁止というのはかなり乱暴で迷惑な措置という印象を受けます。
学校へ持ってこなくても、学校以外では使える以上、上記のようなトラブルはなくならず、むしろ、学校側が携帯電話というものを悪の道具のように敵視、嫌忌することで、問題は潜在化し、より陰湿な方向へと悪化して行く可能性が高いでしょう。