意外とiPhoneは不人気? mixiやTwitterを利用するツールはPCが主流

http://www.rbbtoday.com/news/20100325/66607.html

ソーシャルメディアを利用する際のツールについては、複数回答で最も多いのがノートPCの57.3%とデスクトップPCの55.3%。大きく差が開いた3位は携帯電話の31.3%で、iPhoneAndroidケータイといったスマートフォンは19.1%にすぎない結果。それぞれを選んだ理由と不満な点に関する調査結果も踏まえると、画面が大きくて見やすく、文字を入力しやすいPCが主流となり、逆に画面が小さく、文字入力がしにくい携帯電話スマートフォンは低人気となった。

なお、ソーシャルメディアスマートフォンの利用者のうち、大多数の94%は機能性に不満を持っていた。不満な点は複数回答でトップが「バッテリ交換ができない」の70.5%、2位が「文字が打ちにくい」の54.2%、3位が「赤外線通信ができない」の53.3%。以下、「おサイフケータイが使えない」が48.5%、「ワンセグが使えない」が42.6%と続く。携帯電話に搭載されている機能に対応していない点でスマートフォンに不満を感じ、スマートフォン利用者の36.5%が「携帯電話も利用している」というのが実態だ。

携帯電話やスマートフォンが人気がない、というよりも、自宅や職場等でじっくり座って、という状況ではPC,出先や移動しながらという状況では携帯電話やスマートフォン、という使い分けで、前者が主、後者が従ということではないかという気がします。私もそういう使い方をしていますが、自宅でも、寝転がってiphoneをいじりながらツイッターで書き込んでいることもあって、そういう使い方もできるスマートフォンは便利と感じています。
日本では、スマートフォンが普及するようになる前、既に携帯電話の多機能化がかなり進んでいたため、本来、多機能が売り物になるはずのスマートフォンの機能について、多機能携帯電話よりも不十分であるという不満が出るという、一種の逆転現象が生じているのが興味深いですね。上記の調査結果にあるような不満をうまく吸収、解消できるようなスマートフォンが出現すれば爆発的に売れる可能性は高く、今後に期待したいと思います。