- 出版社/メーカー: アミューズ・ビデオ
- 発売日: 1996/11/22
- メディア: VHS
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かつてNHK大河ドラマで放映された、司馬遼太郎原作によるものですが、かなり前に(1)だけを買って持っていて、何となく観たくなり、観ました。主人公の村田蔵六(後の大村益次郎)が緒方洪庵の適塾に入るところから、吉田松陰が安政の大獄に連座して刑死するところまでが収録されていますが、吉田松陰が、「人生には長短があってもそれぞれに春夏秋冬がある。」と語り、高い志を持ったまま、従容として刑死するシーンには、改めて心動かされるものを感じました。現在の「篤姫」と比べると、作りに古さは感じますが、NHKの大河ドラマというものがいかにあるべきか、ということを考えるとき、やはりこういった重厚さというものは大切である、ということを感じさせるものがありました。
私が持っていたものはVHSビデオでしたが、アマゾンで見ると、(2)以下も、VHSビデオであれば中古で非常に安く売っていて、レンタルで借りるのとそれほど変わりがないので、最終巻まで一通り購入する手続きをしました。高杉晋作(これが「動けば雷電の如く発すれば風雨の如し」という人ですが)による、有名な「功山寺挙兵」も出てくるはずなので、楽しみです。