「ミサイルが着弾する」誤警報、防災無線で 福井・美浜

http://www.asahi.com/national/update/0630/OSK200806300074.html

システムの誤作動で、町は約10分後に誤報だったと放送したが、町民から一時、「本当か」などと数十件の問い合わせの電話が殺到する騒ぎになった。

これが誤報ではなかったら、「本当か」などと問い合わせている暇などなくミサイルが着弾するはずであり、逃げるといってもどこに逃げればよいかわからず、逃げた先にミサイルが着弾する可能性もありますから、結局、警報が出ても何もできず、神仏に祈るくらいしかできないような気がします。
いきなりミサイルが着弾して、何が起きたかわからないまま死ぬよりは、せめて、何が起きたかくらいは認識して死ねる、というほうがマシなように思いますが、こういった誤報があると、「どうせ誤報だろう」と笑っていたらいきなり着弾する、という可能性もあり、あまり良い死に方にはならないようにも思います。
この種の警報が存在する意味について、いろいろと考えさせられます。