バスト101センチ、目撃証言覆す…女優に逆転無罪判決

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080303-OYT1T00578.htm?from=navr

女優は2006年11月、マンション入り口の木製ドアを足げりし、ドアに穴を開けたとして起訴された。1審判決は、女優がドアを壊した後、縦72センチ、横二十数センチの穴をくぐり抜けて入って来たとする知人男性らの目撃証言から、有罪と認定していた。
弁護側は控訴審で、胸囲が101センチもある女優が穴をくぐり抜けるのは不可能と主張。同高裁が、ドアの模型を使って実際に通れるかどうかを検証したところ、穴を通り抜けることが出来なかった。

感じるのは、この種の微妙な案件では、捜査段階で「再現実験」ということを、労を厭わずやっておくべきだ、ということですね。
放火事件における燃焼実験は、比較的よく行われていると思いますが、燃焼実験に限らず、本当に犯行が可能だったのか、といったことが、将来、公判で問題になるような事件では、慎重に再現事件を行っておく、ということが強く求められると思います。