「本人確認せず単位付与」は事実誤認サイバー大学の吉村学長が会見読売新聞社には法的手段も検討

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080121-00000058-imp-sci

会見では、記者団からサイバー大学側が本人確認を怠っていたことが本質的な問題ではと指摘する声が相次いだ。これに対して吉村氏は、入学式や説明会での対面による本人確認を重視していたため、本人確認が進まなかったと釈明。「私の判断が甘かった」として対応の不備を認め、1月末までにはWebカメラや携帯電話のカメラ機能を用いて本人確認を終了したいと述べた。また、次年度に入学する学生に対しては、本人確認ができなければ入学を認めない方針を示した。

サイバー大学自体の問題点と、報道の問題点(があるのかどうかもよくわかりませんが)が、ごちゃごちゃになっていてわかりにくいですが、現行の本人確認が不十分であることは、学長も認めていて、事実なのでしょう。
学ぶ上での利便性を追求するだけで済むなら、面倒な本人確認など不要であり、余計なことですが、特定の人が一定のことを学んだ、ということを、単位や学位、といった形で認定するシステムを採用する以上、「特定の人が一定のことを学んだ」ことの確認は不可欠でしょう。
できるだけ負担感のない、実効性も確保した方法で確認を行えるようにして、学生が安心して勉強できるようにしてほしいと思います。