交通事故:82歳運転の車、北陸道を逆走 対向車と事故

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071125ddm041040043000c.html

調べでは、自営業男性が立山インターチェンジから約1・4キロ逆走したところで事故が起きた。逆走にも事故にも気付いていないといい、自動車運転過失傷害容疑も視野に調べている。

岡山県で、

逆走車、1時間上り線行き来か 倉敷の山陽道事故
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/11/24/2007112409284198005.html

という事故が起きたばかりですが、岡山の事故でも、

軽乗用車の福山市、会社役員男性(74)が約1時間にわたり、上り線を行ったり来たりしていた可能性が高いことが23日、岡山県警高速隊の調べで分かった。

男性は認知症で通院中といい、家族から捜索願が出ていた。高速隊は自動車運転過失致傷の疑いで調べているが、「高速道路は走っていない」と話しているという。

という、非常に恐ろしいことが起きていて、認知症等で車両を運転すべきでない高齢の運転者を「走る凶器」にしないため、適切に排除(あくまで運転の世界からの排除)して行く仕組みを確立する必要性が高いでしょう。
例えば、70歳に達した運転免許証保有者には公安委員会指定の病院での受診を義務付け、認知症等の異常がないという診断書が提出されなければ免許停止、取消を行う、更新までの期間も、70歳以降は1年程度の短い期間に設定しその都度健康状態をチェックする、といったことを行わないと、今後もこの種の事故は頻発し(高齢者がますます増えれば事故もますます増えるでしょう)、犠牲者が続出する恐れがあります。そうならないために、早めに手を打つべきでしょう。