http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007082502043681.html
ロシア中部・スベルドロフスク州の考古学関係者は二十三日、ロシア革命直後の一九一八年にボリシェビキ政権に銃殺されたロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ二世の長男、アレクセイ皇太子と三女マリア皇女とみられる遺骨を発見したと述べた。確定すれば皇帝一家の遺骨は全員分になる。
以前、
- 作者: ウィリアム・R.メイプルズ,上野正彦,William R. Maples,小菅正夫
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1995/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
で、発見されたニコライ2世一家の遺骨を調査した状況を読んだことがあったので、改めて読んでみたところ、この本の著者は、調査時点で不明なものは、アレクセイ皇太子と、有名なアナスタシア皇女(ロシアでは、以前から、上記の記事にあるようにマリア皇女、と見ていたとのことですが)と判断していたとのことでした。
いずれにしても、これで、一家全員の遺骨が発見された、ということになりそうで、悲劇の真相は、ほぼ解明されたことになると思われます。
上記の本では、いろいろな興味深い調査結果が明らかにされていて、こういった分野に興味を持つ方にはお勧めできる一冊です。