https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180518-00000080-mai-soci
島で被爆者の遺骨が見つかったのは市による2004年の調査以来、14年ぶり。
嘉陽さんは先月下旬、被爆者の遺体が埋められたという住民の証言を基に島北部の民有地で調査を実施。地下約1メートルから大きさ約10〜1センチの骨片約100個が見つかり、県警が回収して鑑定していた。
似島は、広島湾に浮かび「安芸の小富士」と称えられる、形の良い島ですが、原爆投下後、多数の負傷者が運ばれ、亡くなった人が葬られていて、今なおこうして遺骨が発見されることに、戦後はまだ終わっていないということを感じるものがあります。
原爆投下当時の体験談を読んだ中でも、似島まで肉親を探しに行って、やっと巡り合えたが亡くなったというものを、かつて読んだことが思い出されました。風光明媚な似島を臨むと、当時のことを思い起こす人も多いことでしょう。
今後も必要な調査を進め、未発見の遺骨が発見されたら丁重に供養することを望みます。