「ザ・アンカー ピーター・ジェニングス」

ザ・アンカー ピーター・ジェニングス

ザ・アンカー ピーター・ジェニングス

今日、日帰りで出張していましたが、行き帰りの新幹線の中で読みました。ピーター・ジェニングス氏は、2005年に惜しまれつつ世を去りましたが、同氏の、ソフトながら歯切れの良い口調は、今でも懐かしく思い出されます。この本では、同氏が、挫折や失敗を乗り越え、努力を重ね、著名な実力あるアンカーへと登りつめて行った様子が、わかりやすく紹介されていて、改めて、惜しい人物を失った、と、しみじみと思いました。
中東等での豊富な取材経験が、同氏のバックボーンとなって支えていたことがよくわかり、現場で苦労する、ということが、決して無駄にはならず、血肉となり長い人生の中で役立つものである、ということを再認識しました。