被害者とJR、埋まらぬ溝=遺族が土下座、動けぬ役員−福知山線事故2年

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070422-00000041-jij-soci

この日の交渉は午後7時から午前零時まで5時間。「当時の考えなどを直接聞きたい」との要望に、同社は「現職の者が対応する」と長時間の押し問答が続いた。
遺族の男性は業を煮やし、「土下座すれば会わせてくれるか。こんな頭ならいくらでも下げる」と言い、遺族担当の取締役らの前にひざまずいて手をついた。しかし、JR側は取締役をはじめ、誰一人として起こそうとせず、中にはいすに座ったままの幹部もいた。

かなり荒れた状態になっているようですが、遺族の不信感が根深い上、JR西日本の対応もまずいようで、このままでは進展が期待できないでしょう。
刑事処分、民事の提訴・判決など、エポックメイキングなことでもないと、一種の膠着状態は打開できないのかもしれません。
経緯はともかく、遺族が土下座しているような場合、近寄って起こす程度のことは、通常の人を思いやる気持ちがあれば、できるし、やるべきでしょうね。