発令なしに判事補が裁判 札幌高裁で手続きミス

http://www.asahi.com/national/update/0305/TKY200703050271.html

判事の場合は高裁の判断で職務代行を命じることができることから、同高裁は「うっかりしていた」と説明。今後、関係職員の処分も検討するという。
同高裁は2月19日付で、誤って判事補の職務代行を発令。

高裁裁判官と言えば判事の仕事、というイメージがありましたが、判事補の職務代行という人がいるとは知りませんでした。任官後、10年未満で高裁で職務代行という人もいれば、20年近くやっても、私のようなしがない弁護士、という人もいて、人生いろいろ、法曹もいろいろですね。
それはともかく、このミスは非常に珍しいと言えるでしょう。裁判所がこういった誤りを犯すと、通常は正してくれる人がいませんから(本件は最高裁から指摘があったようですが)、要注意でしょう。