日航、補助翼部品付け忘れて運航 海外整備委託先がミス

http://www.asahi.com/national/update/0224/TKY200702240292.html

整備業務の海外委託は世界中の航空会社が進めている。TAECO社も国交省の認定を受けた工場で、各社が委託。日航も品質担当者を派遣している。

先日読んだ

JALの翼が危ない

JALの翼が危ない

でも触れられていましたが、上記のような整備業務の海外委託は、コスト削減のため、各航空会社で広く進められているとのことです。それ自体がいけない、とまでは言いませんが、安かろう悪かろう、という状態になって、安全性に致命的な影響が出る、という恐れを、乗客としては感じずにはいられません。問題状況としては、「あるある大事典」における外部プロダクションによる捏造と共通するものがありますが、航空機の場合、致命的な事態は、多くの人の死亡という大惨事につながりますから、委託先の適正な管理や作業結果のチェック、といったことを徹底しないと、日航ジャンボ機墜落事故のような大惨事が現実のものになりかねないでしょう。