天下り歯止めに、キャリア官僚の専門職創設へ…行革相

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070224-00000312-yom-pol

渡辺行政改革相は24日のTBS番組で、公務員制度改革に関連し、中央省庁のキャリア官僚が次官・局長コースから外れても、専門分野での実務スタッフとして60歳の定年まで勤務できる専門スタッフ職制度を創設する考えを明らかにした。
官僚の早期退職慣行を是正し、天下りに一定の歯止めをかけることを目指す。

どれだけの専門性が発揮できるか、が問題になると思いますが、私の見方はかなり悲観的ですね。ゼネラリストとして育成されてきた人に、出世コースから外れた時点で、専門で生きろ、と言われても、言われたほうも困惑するでしょう。
「専門職」とは名ばかりの、窓際族(古い?)の集まりが各省庁でできてしまう、という、悲惨な光景が目に浮かびます。