<民法772条>認識不足で起訴、検事ら注意処分 大阪地検

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070223-00000152-mai-soci

大阪地検は23日、担当の副検事と決裁した大島忠郁刑事部長、副部長の計3人を内規に基づく厳重注意処分とした。

従来の報道では、「検事」となっていたので(上記の記事でも、見出しでは「検事」となっています)、「司法試験に合格しているのに・・・」といった批判が多くされていましたが(私もそうでしたが)、主任検察官は副検事だったんですね。副検事も、民法の素養は、当然、持っているはずで、批判は免れないでしょう。
これだけ重大な過誤を犯したにもかかわらず、「厳重注意」程度で済んでしまうのは、やはり甘い、というしかないというのが、率直な感想です。
私がこの事件の主任検察官であれば、速やかに辞表を出し、辞職するでしょう。