飲酒運転許す風潮へ警鐘

http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20060803.html

飲酒運転の車にはねられ死亡した女子大学生の遺族が加害者のほか、一緒に飲酒した同僚の男性、加害者の妻らに計約八千百万円の損害賠償を求めた判決で、東京地裁が加害者と同僚、車所有者である元勤務先に計五千八百万円の支払いを命じた。

沖縄では飲酒運転が後を絶たない。こうした脇の甘さがいずれは悲劇を呼び寄せ、罰金や行政処分だけでは済まなくなる事態を招く。
県警のまとめでは、〇五年に県内で一万千七百二人が運転免許の取り消しや停止を受けた。飲酒絡みの処分者は七千六百八十五人で、全体の66%に上る。その比率は全国平均の三倍という異常な高さだ。

沖縄タイムスの社説ですが、沖縄県では、上記のような状況になるとのことで、確かに、飲酒絡みの処分者が多いですね。
先日の東京地裁判決については、法理論上、そこまで責任を問えるのか、という問題はあると私は感じていますが、それはともかく、この社説のような捉え方をされることは、社会にとって好ましいことではないかと思います。