羽越線脱線事故 JR非番社員、傷負いながらの救出劇

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060408-00000021-maip-soci

最初に現場に到着した山形県警の警察官は、6号車で救出作業中の運転士の様子を、「頭から出血しており、声をかけると『私は大丈夫です。早くお客さんを助けてあげてください!』と言っていた」などと警察内部の雑誌に記した。

腕や太ももを強打するなどして3カ月入院する重傷だった新幹線保線センター員(49)は、雪の中から手だけが出ている女性客を発見。腰の骨を折るなどした信号通信課員(48)と協力し、窓ガラスの破片が散乱する雪を血で赤く染めながら救出した。

昨年4月のJR福知山線脱線転覆事故では、JR西日本の運転士2人が負傷者を救助せずに立ち去り、厳しい批判を浴びている。

元をたどれば、旧国鉄という同一組織から分かれているのに、なぜ、JR東日本JR西日本で、これだけ対応が分かれるのかが、よくわかりません。
役人の世界では、不祥事が起きると、「個人的な資質の問題」と強弁し、組織には責任がないと言い張るということがよく行われますが、そういう言い訳では済まない「何か」を感じます。気のせいなら良いのですが。