「致死罪」を県内初適用 事故後出生の乳児死亡

http://www.shizushin.com/local_social/20060331000000000010.htm

支部は今回、水俣病裁判で「メチル水銀に汚染された魚介類を食べた母親から生まれた子が死亡したのは水俣病に起因する」として同罪が成立した最高裁判例に着目。死亡したのが出生後だったことから、胎児の時の事故でも同罪が適用できると判断した。

以前、同種事件について、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20051113#1131854253

と述べたことがありあすが、静岡地検浜松支部は、最高裁判例を積極的に使って、起訴まで持って行ったようです。
法益保護という観点からも、望ましい流れではないかと思いますが、今後の裁判所における判断が注目されます。