堀江社長名で指示メール 容疑の関連会社取引で

http://www.asahi.com/national/update/0120/TKY200601190408.html

違法性のある指示だったかどうかは、捜査の結果を待つしかありませんが、

http://blog.livedoor.jp/takapon_ceo/archives/50042672.html
http://blog.livedoor.jp/takapon_ceo/archives/50042483.html

を見ると、

「コメント・トラックバックありがとうございます。今のところ全部読めています。」
「blogのコメントとメールは全部チェックできました。」

といった記載があり、この方は、不特定多数の人からのコメントやトラックバックにすら、丹念に目を通していることがわかります。
私も、この方のメールに関する著書を読んだことがありますが、大量のメールに、非常に効率よく目を通していて、さすがだな、と思ったことがあります。
こういった習慣を持つ人であれば、今回の事件で問題となっているメールのやり取りについても、日頃の習慣通りに臨んでいた、という認定を受ける可能性が高いということは言えるでしょう。
IT企業の場合、最高幹部も、大量のメールを逐一チェックし、様々な意思決定に直接関わる、というスタイルになっている場合が多いと思います。伝統的な企業でよくあるように、幹部による「知らなかった。」「聞いていなかった。」という弁解(真実の場合もありますが)が通用しにくいという側面はあるでしょう。
もちろん、刑事責任が認定されるかどうかは、現時点ではわかりませんが。