http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000501-yom-soci
この件、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000076-kyodo-soci
によると、
運転士の妻と長男が電車の先頭車両に乗車。父親の仕事姿を見た長男が運転室のドアをたたくなど騒いだため、なだめようと停車中にドアを開けたところ、運転室に入り込み、そのまま発車した。
運転士は「しかったら泣いて座り込んでしまった。運行を遅らせるわけにはいかないと思った」と話している。長男は運転中はおとなしくしていたといい、川間駅で停車中に妻に引き渡した。
という経緯ということですが、これで懲戒解雇では厳しすぎるでしょう。
法律的な観点から見ても、解雇権の濫用にあたるケースではないかと思います。行為と処分が、あまりにも均衡を失しています。
東武鉄道という会社は、
踏切操作違反の常態化認める 東武鉄道「調査で把握」
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050728#1122482658
と、危険な踏切を放置したり、
「東武線踏切事故、鍵握る社員が次々入院…捜査進まず」
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050616#1118909075
と、捜査に非協力を決め込んだり、上記のような程度のことで社員をいきなり懲戒解雇にしようとしたりと、会社自体がダッチロール状態にでも陥っているような気がします。