国家公務員給与引き下げ幅、ベテランに厳しく…人事院

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050524i315.htm

いろいろと制度をいじろうとしているようですが、むしろ、キャリアシステムの根本的な見直しが必要ではないかと思います。
「役人」の地位にしがみつくこと自体のメリットをなくし、上から下までのそれぞれのポジションについて給与を明示し、任期制(長くて5年程度)を導入し、人事を徹底的に流動化すべきでしょう。
それぞれのポジションの値付けは、検討する必要がありますが、需要と供給の関係で、希望者が多ければ低めの給料でも良いでしょう。そういったポジションを何年か経験して、その後、更にステップアップしたいという人もいると思います。一旦、公務員を退職しても、他の仕事をやってみて、再び公務員として働きたい、という人がいれば、意欲と能力がある限り、積極的に受け入れて良いでしょう。
優秀な人を中心に、公務員とその他の仕事を行き来しながら、というのが常態化すれば、現在、指摘されている数々の弊害の中の相当数が自然消滅するように思います。甘いでしょうか?