「捜査の方ですか?」

連休は、本でも読んでのんびり過ごそう、と思っていましたが、刑事事件に関する相談、接見の依頼などがあって、随時、警察へ行ったりしながらのゴールデンウイークになっています。
今日、都内のある警察へ接見に行って、接見後、署の受付前にあるベンチに座って、被疑者の家族と打ち合わせをしていたところ、私服の警察官が近寄ってきて、「捜査の方ですか?」と聞かれました。
どうも、やや大きめの事件か何かがあって、そこの警察署の警察官だけでなく、他から派遣された警察官も合同で仕事をしているようで(そういうことが雰囲気でわかる私も私ですが)、その関係で、そういう勘違いをされたようでした。
「打ち合わせをしている弁護士です。」とすぐに答えましたが、そうか、まだ「捜査の方」に見えるのか、と思い、かつては捜査の方で、もう捜査の方には見えないと思いこんでいた私としては、少しショックでした。
一旦、身に付いた雰囲気というのは、なかなか抜けないものなのかもしれません。