副知事の発言問題 山本副知事「進退は考えていない」−−釈明会見で否定 /福井

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000278-mailo-l18

さらに、「今までの経験から言うと、普通の言葉だった。人の心をグサっと刺すようなこととは思わなかった」と弁明。西川一誠知事から「例え話はいろいろな解釈がある。簡単に言うものじゃない」と、口頭で注意を受けたことを明らかにした。また、「説明を、皆さんが誤解しないようにするということでたいへん教訓になった」と述べた。

報道が、言った言葉やニュアンスを正確に伝えているとは限りませんが、上記のような発言内容を見る限り、この人は自分の発言を真摯に反省していないし、むしろ、「聞いている側の誤解」であるとして、正当化しようとしているとしか思えません。正当化する余地のない、人の心を傷つける発言であった(だからこそ猛烈な反発や抗議が殺到しているのであり、当然ですが)ことすら理解できないようでは、副知事という重職は務まらないでしょう。
こういう人が物事を見る場合の基準は、利益が上がるか、効率的か、無駄がないか、といったことだけなのでしょう。そういった基準に照らして「駄目な」ものは、「不良品」でしかなく、不登校児は不良品そのものだ、と、本気で考えているのだと思います。だからこそ、こういった反省のない言葉が、「釈明会見」という席ですら、平気で出てしまうのでしょう。物の考え方が根本的に間違っているので、このまま副知事にとどまっても、福井県の発展ではなく衰退の原動力にしかならないのではないかと思います。
早急な罷免が相当でしょうね。>福井県知事
企業の要職を歴任して、変なプライドが肥大したりして、開き直っている面もあると思いますが、間違ったこと、不適切なことについては、率直に謝罪して改めるという資質も、政治家には必要でしょう。