http://www.asahi.com/national/update/1020/005.html
西武鉄道は当時、「大株主の上位10人と役員の持ち株比率が80%超で1年経過すると上場廃止」という東証の基準に抵触していたが、いずれの首脳に対しても、そうした事情などの説明は一切なかったという。
証券取引法違反だけでなく、詐欺(詐欺未遂)罪が成立する可能性もあるんじゃないでしょうか。少なくとも、こういった事実が明るみに出れば(実際に明るみに出ることは必至だったわけで)、株価が下がるという可能性をきちんと説明しないことは、それ自体が、不作為による「欺く行為」という評価が十分可能でしょう。
購入を依頼された企業首脳の一人は「言われるままに買っていれば、大きな損が出るところだった」と話している。
騙されかけた、ということになるでしょう。それにしても、ひどい話です。