日露戦争当時の貴重な史料 飯島で乃木軍通信兵の手紙13通発見

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040824-00000002-cnc-l20

今年は日露開戦から100年、来年は日本海海戦から100年です。司馬遼太郎の「坂の上の雲」だけで日露戦争を理解している方は、最近、出版されている新しい著作を読んでみることをおすすめします。
例えば

http://esbooks.yahoo.co.jp/books/detail?accd=30571575

日本海海戦は、戦闘シーンが大きく取り上げられることがほとんどですが、勝利の決め手は、対馬海峡経由でウラジオストクへ入港しようとしたバルチック艦隊を、日本の連合艦隊が、対馬海峡で捕捉できたことにあります。バルチック艦隊の進路が、対馬海峡経由か、津軽海峡経由かで悩む連合艦隊司令部の姿が、上記の本では、資料に基づき描き出されています。勝利と敗北が紙一重であり、運を人間の力で左右することはできないが、勝利を目指して努力し考え抜いた者にしか勝利の女神は微笑まない、ということを実感させられます。