「責任とって辞めるかも」 押収資料改竄 大坪被告、故意認識か 弁護側反論へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110309-00000005-maip-soci

関係者によると、大坪被告の家族宛てのメール記録は、昨年2月2日未明と執務時間の午前中の2回分。1回目は「部下の責任をとって辞めることになるかもしれない」との内容で、2回目は一転して「何とか切り抜けられそうだ」などと記していた。

事態の深刻性を認識していたことや、一旦は辞職まで考えながら辞職はしなくて済むと考えた、ということと、犯人隠避行為を行ったことは、直ちには結びつかないでしょうね。
こういった証拠は、検察官立証全体の中で、おそらく犯罪(故意を含め)立証上はプラスに働く事情にはなり得るものですが、それだけを取り上げてみても、プラスにもマイナスにもとれるもので、そこだけを見て「故意認識か」といった取り上げ方をするのは、意味があるとは思いにくいものがあります。
裁判というものが、証拠を総合的に評価することで結論を出すものであるということをわきまえ、冷静な目で見つめる必要を感じますね。

2011年03月08日のツイート

サムスンが仕掛けたNFCモバイル決済標準化への道

http://businessnetwork.jp/tabid/65/artid/1140/page/1/Default.aspx
http://businessnetwork.jp/tabid/65/artid/1140/page/2/Default.aspx

2月14日〜17日にバルセロナで開催された「Mobile World Congress 2011」でも、ドコモはNFCへの移行ロードマップを紹介していた。現在、ドコモの端末内には、無線通信を行うFeliCa RFチップと暗号化や鍵情報を格納するFeliCa SE(Secure Element)が搭載されている。ドコモは移行の第1段階として、まずFeliCaチップの代わりにNFCチップを搭載する計画にしている。ちなみにNFCチップはNFC Type A、Type B、FeliCaのいずれの近距離無線通信規格にも対応している。そして最終段階として、FeliCa SEの機能もSIMカード内に実装。FeliCa専用のチップは消え、NFCチップとSIMカードでモバイル決済が実現されることになる。主(FeliCa)と従(NFC)が完全に逆転するのだ。ドコモの説明員によれば、この最終形に至るまで「それほど時間はかからないだろう」とのことだ。

今後は、上記のような流れで進み、スマートフォンNFCが標準搭載され、徐々にNFCが決済の主流となることは確実でしょう。NFCが決済の世界標準となることで、少額決済のため海外で両替する必要性も減少して、現在、コンビニやタクシー等で楽に決済しているような利便性をどこでも享受できるようになるのは魅力的です。
ただ、既に、日本国内ではFeliCaを利用したシステムが多数稼動しており、今後、それらをどこまで使い続けるのか、NFCへ対応するための新たな費用(かなりの負担になるでしょう)をどうやって捻出するか、誰が負担するか、といった問題も当然生じてきます。関係のある人々は、早めに手を打っておく(特に費用の手当をしておく)必要がありそうですね。

DELL Streak

http://www1.jp.dell.com/jp/ja/home/mobile-accessories/mobile-streak/pd.aspx?refid=mobile-streak&cs=jpdhs1&s=dhs

今日の午後、ビックカメラ有楽町店に立ち寄った際、これをちょっと触ってみました。機能面で特に傑出したものは感じませんでしたが、5インチという画面の大きさは、電話として持ち運ぶのにぎりぎり許容できるもので(人にもよるとは思いますが)、従来のよくあるスマートフォンよりも格段に見やすく、今後は、5インチ程度の大きさが、1台だけ持って、持ち歩き、電話としても使うのに適したものとして主流化する可能性を感じました。
スマートフォンは使いたいが、別にタブレットまで買いたくない、1台で済ませたい、といった人にとって、DELL Streakはかなり魅力的な製品になるかもしれません。