穴という穴を…村西監督が明かす薬漬けSEXの実態

http://www.zakzak.co.jp/gei/200908/g2009081502_all.html

覚醒剤を使ってセックスをすると、快楽が倍増するのです。女性はクリトリスがひと皮むけたような快感が得られ、男性もペニス全体がカリになったように敏感になる。1+1が、10、20にもなっていくわけでございます」

実際、夫婦とか、交際している男女とかで覚せい剤を共に使用している場合、セックスの快感を得るため、というケースは非常に多いですね。私も、被疑者、被告人からそういった話を聞いたことは何度もあります。
そういった中で、時々あるのは、男性が、交際している女性に、無理矢理覚せい剤を使用させる(無理矢理注射するなどして)というケースで、その辺の事情をよく調べないまま、女性のほうが起訴されると、自己の意思で覚せい剤を使用したとは認められないとして無罪になることもあります。
人間の本能の部分で快感を覚えてしまうと、なかなかやめられず、それだけに、厄介な薬物ということが言えると思います。

<トムラウシ山遭難>引率ガイドの判断が焦点 北海道警捜査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090816-00000012-mai-soci

同山で20回以上のガイド歴がある北海道小樽市の山岳ガイドの立本明広さん(39)は「なぜ最新の天気図を見なかったのか。尾根の上なら携帯電話で天気図が見られるはず」と指摘する。

これに対し、男性客は反論する。
「女性客はペースについていけなかった。(ガイドは)列の先頭ばかりにいて後ろに下がってくることはなかった。(分岐での)点呼も後方に向かって『おーい』と呼び掛けただけだ」

ガイドによる種々の不適切な行為が指摘されつつあるようですが、核心部分は、最後に避難小屋を出たという判断が適切であったかという点になるのではないかと思います。その後は、悪天候の中、山中を彷徨するという経過になり、彷徨する中でいかに最善の措置を講じても、結果は避けられなかった、ということになる可能性が高そうですが、避難小屋を出ず、そこで悪天候がおさまるのを待っていれば、死亡という結果は避けられたはずであり、過失責任を問うのであれば、そこで問うのが筋ではないかという印象を受けます。
ただ、予見可能性、特に山岳における天候についてのそれ、ということになると、公判でも大きく問題になる可能性が高く、捜査は慎重に行われる必要があるでしょう。

和紙製、日本海軍の小型風船爆弾 国内唯一?福島に残骸

http://www.asahi.com/national/update/0813/TKY200908130394.html

陸軍の風船爆弾は1944年秋から打ち上げが始まったが、春になるとジェット気流が弱まって中断。このため、海軍が潜水艦で小型の風船を米国本土の近くまで運び、発射する計画が持ち上がったという。実戦に使われる前に終戦を迎えたようだ。県立博物館の佐藤洋一専門学芸員は「海軍製造では唯一、残った可能性がある」という。

記事に写真がありますが、私も、風船爆弾については本で読んだことがあるものの、実物を見るのは、おそらく初めてですね。
風船爆弾は、太平洋上のジェット気流を利用し、米国本土を爆撃しようという、なかなかの独創的な着想に基づくもので、戦果はあげられなかったものの(民間人が若干名死傷したのみ)、一時は、米国でもかなり警戒した事実があり、戦史の中では、そのユニークさが際立っているように思います。
それだけに、見つかった残骸は貴重な資料と言えるでしょう。