刑務所の職業訓練様変わり、人気職種の資格取得へバックアップ 法務省

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080914/trl0809142042006-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080914/trl0809142042006-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080914/trl0809142042006-n3.htm

従来は溶接など肉体労働が主流だったが、法務省が最新の雇用情勢を分析し、需要の高い「人気職種」の資格を取得させる方向にも力を入れ始めたからだ。

昔、検察庁にいた頃、受刑経験がある被疑者と話していて、受刑中にどのような作業をしていたのか聞くと、北海道の刑務所でニポポ人形(熊が鮭をくわえていたりする)を作っていたと言うので、身につけた技法を生かせなかったのかな?と問うたところ、「いやー、私らみたいな者は、楽して生活したいし、そういう仕事をこつこつやる根気が続かないんですよ。」と、しみじみと言っていたことを思い出しました。
出所後にすぐに役立つ資格を取得させるのは良いことですが、それだけでなく、そのような資格を生かせるように、出所後、資格取得者が在籍できる会社も作ってしまいそこで仕事を受けるとか、そこまで思い切ってやって行かないと、取得した資格を生かすことは難しいのではないかという気がします。その辺は、今後の課題ということかもしれません。

退職金はいくらもらえる?

http://waga.nikkei.co.jp/work/business.aspx?i=MMWAj3000008092008
http://waga.nikkei.co.jp/work/business.aspx?i=MMWAj3000008092008&page=2

これらのデータを並べてみると、大企業の場合、定年退職で受け取れる退職金はおおむね2000万円台前半が1つの期待値としてイメージできそうだ。ミドルエイジ向けに書かれた市販の資産運用手引き書を見ても、2000万〜2500万円をモデルに設定しているケースが多い。

先行き不透明な時代ですから、はるか先の退職金をあてにすることにはリスクがあるような気がしますが、人生の中では大きな収入であり、それを織り込んで人生設計をやって行くということは避けて通れず、堅実に予定を立てておくべきでしょう。
私は、しがない弁護士ですから、今後、退職金を受け取る、ということはないので、あてにもしておらず、あくまで生きていることが前提ですが、60歳くらいまで(あと15年余り)は精力的に働き、その後、70歳くらいまでは、健康状態や仕事の状況を見つつ徐々に活動を縮小し、70歳くらいから後は、可能な範囲内で物事に取り組みながら(仕事は基本的にやめることにして)細々と生きて行く、という方向性で考えています。
弁護士という仕事には、やっている以上は真面目に一生懸命取り組みたいと思っていますが、元々、社会に出た時からすぐにやっているわけではなく、思い入れや執着はない上、事務所も個人でやっているだけで、たたもうと思えばいつでもたためるので(すぐにはたたみませんが)、その場その場の状況に応じて、手がける仕事も検討したいと考えています。

西川史子「年収調査中」に撮られた?

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20080915-408691.html

古物商の「大黒屋」新宿本店の担当者によると、西川がはめていたカルティエの指輪は、18金ピンクゴールドのリング部分にダイヤモンドとサファイアが付いたものとみられ、値段は税込み69万3000円。担当者は「まあ、普通の人が付き合い始めてもらうような指輪ではないですよね」。また、カルティエの関係者によると税込み77万7000円の商品の可能性もあるという。

この種のものをもらい慣れている人に何を贈るか、ということになると、非常に難しそうですが、ブランド、価格とも、なかなか考え抜いた選択、という印象を受けますね。
こういったあたりの女性の目というものは、非常に鋭いものですから、特に交際当初の時点で何を贈るか、ということについて、男性側は細心の注意を払うべきであるようです。

米リーマンHD、破産法適用を申請の見通し=米紙

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33741220080915

六本木ヒルズ森タワー内に日本のリーマンが入っていますが、ヤフー株式会社が森タワーに入っていた当時、使うエレベーターがリーマンと同じで、人生は金がすべて、金で買えないものはない、という感じのリーマン社員をエレベーター内でよく見かけたものでした。リーマンがつぶれても、あの人たちは、ハイエナが血のにおいを求めるように、金のにおいを追い求め散り去って行くのでしょう。去って行く際には、森タワーの前にある、会社の名前が入った邪魔な石碑も、縁起も悪いので早く取り除いてほしいものです。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり、という、平家物語の冒頭の一節が思い出されます。

古文書で読み解く忠臣蔵

古文書で読み解く忠臣蔵

古文書で読み解く忠臣蔵

私の新事務所は泉岳寺から非常に近いのですが、ここへ移ってくるまでに書斎兼事務所として使っていた部屋が、吉良邸跡からそれほど離れていない場所にあって、忠臣蔵ファンの私としては、何か因縁めいたものを感じることがあります。
この本は、題名にあるように、残っている古文書から、史実としての赤穂事件の足跡をたどろうとするもので、ユニークな企画であるとともに、赤穂事件というものがよくわかる内容になっています。連休中、仕事の合間に、特に印象的なところを拾い読みしましたが、泉岳寺のすぐそばで読んでいると、読書にも身が入るような気がしました。

月刊優木まおみ

月刊優木まおみ (SHINCHO MOOK 106)

月刊優木まおみ (SHINCHO MOOK 106)

コンビニへ買い出しに行ったところ雑誌のコーナーに並んでいて、最近、テレビによく出ているな、と思い、買ってパラパラと読んでみました。元々、アナウンサー志望で、フジテレビの選考では最後の8名まで残るなど、局アナになっていてもおかしくなかったようですが、落ちた理由について聞かれ、

どこか決め手に欠けるんじゃないですかね。何となく悪くないから、残しておこうとなるけど、じゃ、この人に局を背負わせるみたいなところの、最後の一歩に何か欠けるものがあったんじゃないかな。

と冷静に語っていて、どこかの、もうすぐ辞める首相以上に、自分を客観視しているな、若いのになかなかクレバーな人物だな、と感心しました。

注解風営法

注解風営法

注解風営法

風営法の事件を依頼された関係で、新しくて良い本がないかと、霞が関弁護士会館地下にある書店へ行ったところ、これがあって、早速、購入しました。受任事件に関係するところを確認中ですが、分量が多い(上下2巻)上、警察庁が出している解釈運用基準のようなものまで参照されていて、警察庁の担当者によるものとはいえ、よくぞここまで書いたものだ、と感心しました。
この種の事件に関わるにあたって、持っておいたほうが良いものであることは間違いないでしょう。