古文書で読み解く忠臣蔵

古文書で読み解く忠臣蔵

古文書で読み解く忠臣蔵

私の新事務所は泉岳寺から非常に近いのですが、ここへ移ってくるまでに書斎兼事務所として使っていた部屋が、吉良邸跡からそれほど離れていない場所にあって、忠臣蔵ファンの私としては、何か因縁めいたものを感じることがあります。
この本は、題名にあるように、残っている古文書から、史実としての赤穂事件の足跡をたどろうとするもので、ユニークな企画であるとともに、赤穂事件というものがよくわかる内容になっています。連休中、仕事の合間に、特に印象的なところを拾い読みしましたが、泉岳寺のすぐそばで読んでいると、読書にも身が入るような気がしました。