隠し部屋にサウナ…NOVA前社長室「企業私物化の象徴」

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/95508/

広さ約100坪。一面に靴が沈み込むようなワインレッドのカーペットが続く。商談に使用していた部屋には、ドンペリなど高級酒が並ぶバーカウンターや市内を一望する木組みのテラス。バーカウンターの奥には“隠し部屋”とみられる8畳の和室、さらにその奥には、居住スペースもあり、ダブルベッドや大型テレビ、サウナなども完備していた。
社長室は6000万〜7000万円で作られ、会社が月額270万円の家賃を負担。東京にも同じような社長室があるという。

「ダブルベッド」「サウナ」というところに、ある種のあやしさを感じますね。この人が、どこかの時点で、考え方や歩むべき道を間違ってしまった、ということを、この社長室が象徴しているように思います。
複数の、刑事事件に発展する可能性がある嫌疑も存在するようであり、塀の内側の狭い空間で、豪華な社長室での酒池肉林の日々をしみじみと思い出す、ということになるかもしれません。

「処分はいかようにも」=製造日改ざん認める−御福餅社長

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071030-00000187-jij-soci&kz=soci

同社は商品製造日の翌日を製造年月日と印字する「先付け」行為を少なくとも27年前から日常的に行っていた。また、原材料を重量順の「砂糖、小豆」ではなく、「小豆、砂糖」と表示していたという。

赤福亡き後は、御福餅、と考えていた私は、あまりにも甘かったですね。前から、新幹線の中で御福餅を売っていて、静岡へ新幹線通勤していた頃は、何度か買って食べたことがありますが、私が買って食べたものも、「偽装御福餅」だったかと思うと、怒りと言うよりも、寂しさを感じます。
日本という国が、どんどん駄目になって行っている、という寂しさも感じますね。

<元次官>接待月100万円 東京地検、贈収賄視野に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071031-00000023-mai-pol&kz=pol

隣接したビルに入居する2軒のクラブがよく使われたとされ、多いときは一つの店だけで料金が月額100万円に及んでいた。

事務次官時代の03年、次期輸送機(CX)エンジンの納入業者を選定する「装備審査会議」の議長を務め、同年8月の会議で、山田洋行が日本代理店だったゼネラル・エレクトリック(GE)を納入業者に選定したことなどが判明している。

収賄事件の場合、「対価性」といったことが問題になる場合がありますが、接待のような形態が長年にわたって続いた場合、便宜供与との間の関係、対価性といった点が希薄になり、犯罪成立認定が困難になる、ということもあり得るでしょう。
特捜部が狙っているのは、やはり、現金授受ではないかと推測されますが、そこは、当事者としても、さすがにかなり慎重に事を運んでいるはずであり、接待での立件、ということもあり得る状況になってきていることで、上記のような記事が出ているものと推測されます。