<元次官>接待月100万円 東京地検、贈収賄視野に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071031-00000023-mai-pol&kz=pol

隣接したビルに入居する2軒のクラブがよく使われたとされ、多いときは一つの店だけで料金が月額100万円に及んでいた。

事務次官時代の03年、次期輸送機(CX)エンジンの納入業者を選定する「装備審査会議」の議長を務め、同年8月の会議で、山田洋行が日本代理店だったゼネラル・エレクトリック(GE)を納入業者に選定したことなどが判明している。

収賄事件の場合、「対価性」といったことが問題になる場合がありますが、接待のような形態が長年にわたって続いた場合、便宜供与との間の関係、対価性といった点が希薄になり、犯罪成立認定が困難になる、ということもあり得るでしょう。
特捜部が狙っているのは、やはり、現金授受ではないかと推測されますが、そこは、当事者としても、さすがにかなり慎重に事を運んでいるはずであり、接待での立件、ということもあり得る状況になってきていることで、上記のような記事が出ているものと推測されます。